初めてのPM
PMなるものを拝命すると、ヤルゾーと意気込むわけですが
「実現したいこと」と「実現すること」は違うから発注者は後に「あれも言った、これも言った。けど、やってくれない。」と言い出すのは世の常です。ヒアリングにより相手の要求をまとめて、検討して要件に落とす。この際に要求の「…したい」項目と要件の「…する」項目が対比できるようにするとハンドリングしやすくなります。
プロジェクトの骨子となる部分、あいまいにするとプロジェクトに大きな影響を与えるので「要件定義で全て決める必要はない」。
ペルソナ!(システムユーザー)のニーズを拾っておかないとできたはいいけど使えないシステムと化し、次の受注も遠のきます。GOを出すのは決裁者ですが、評価するのはユーザーです。
それって本当に必要?
検収の際に発注者は要求を押し通そうとする心理が働くために「あーでもない、こーでもない」が始まり、リスクを最小限に抑えるために無償での対応を求められることがあります。そのためにも契約書で追加対応時の費用や違約金の上限額を定めておく必要や、何をもって検収不可なのか、また、その妥当性を確認する必要があります。
じゃ、どーする?
- 「要求」と「要件」は別と認識する
- スケジュール目線で決めるべきことを決める
- 何をするプロジェクトなのかをはっきりと
- どうすれば実現するかを考える
- 合意事項を資料にする
- 要件変更、追加のハンドリングする
- 伝わる資料を心がける